2010年2月26日(金) 手術後7ヶ月
今日は,退院後3回目の外来と退院後2回目の経胸壁エコー検査の日。小回りのきく個人病院と違って,今日のエコー検査の結果が分かるのは次回の診察時。午後2時からの予約だが,早めに行って,受付と診療前検査を済ませ,ロビーでオリンピックの女子フィギュアをゆっくり観戦。その後,ガッカリしながら診察室前の待合所に向かう。2時から診察,3時からエコー検査の予定だが,当然のごとく,予定通りに2時から診察ということにはならない。エコー検査の時間が迫ってきたので,受付の人に
「3時からエコー検査の予約が入っているんですけど,このままここで待っていてもいいんでしょうか?」
と,こう聞けばすぐに診察してもらえるのではないかという下心を持って尋ねると,間もなく診察室に呼ばれた。作戦成功(^_^)v。
体調を聞かれ,
「お陰様で,絶好調です。」
と答える。血液検査の結果からは,赤血球数やヘモグロビンの値などはまだ多少少なく,貧血気味だそうだが,そんな影響は全く感じず,風邪も引かず,好調そのものだ。
聴診による心音も全く正常。CRPは0.10mg/dl未満(最低),白血球数4500個/μlと,感染性心内膜炎再発の兆候もない。
私が一番気になっていたクレアチニンの値(正常値:0.6~1.2mg/dl)は,1.06mg/dlと,前回(
11/27)の1.12mg/dlからさらに下がった。しかし,下の図

を見るとわかるように,下げ止まった感はある。11/27の下がり方から言えば,0.8mg/dlくらいに下がってくれれば嬉しかったのだが・・・。まあ,食べたいものを食べたいだけ食べて何の節制もしていないのに,虫の良い願いではあるが。ただ,仁田先生よれば,この程度で何の問題もないとのこと。
ワーファリンを継続するかどうかという話になり,
「うーん,本当は,もう一度くらいエコー検査の結果を見てみたいところなんですが・・・,でも,まあ,止めてみますか?」
と言われ,
「あれ? でも,この前の話だと,今日のエコー検査の結果を見てから判断するという話ではありませんでしたか?」
と聞き返すと
「あ,そうか,今日これからエコー検査ですよね。僕は何をボケているんだろう。」
と照れていた。私が診察室に入るなり,
「今日はこれからエコー検査なんですね。すいませんね,お待たせして。」
と言われたので,仁田先生も今日のエコー検査については了解済みと思っていたが,診察しているうちに忘れてしまっていたようだ。どうりで,さっきから話のツジツマが微妙に合わないと思った。
ということで,次回の診察(3/26)まで,ワーファリンは継続。量も変わらず3.5mg。胃薬のパリエットも継続。ただ,このやりとりで,もうワーファリンは止めようと思えば止めることも可能な状態なんだなと分かったので,気が楽になった。実は,これまでも1ヶ月に1,2度はワーファリンを飲み忘れている。手術間もない頃は,ワーファリンは命の薬という感じで,それを飲み忘れるなんて考えられなかった。旨い料理を貪り食っていたら,実はその中に納豆が隠れて入っていて,血の気が引いたなんていう夢さえ見たことがある。それぐらいの強迫観念があれば飲み忘れることなど有り得ないが,体調が良くなるにしたがって,やはり徐々に飲み忘れることが出始める。なので,「飲まなくても平気」なんて思ってしまったら,余計飲み忘れが増えそうなので,気を引き締め直さねば。
エコー検査の後,怪我での入院がひとり長引いていた方を尋ねて病室に寄ってみたが,すでに退院されていた。これでもう病室に立ち寄ることもなくなるだろうが,皆さん,お元気で。
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