2011年8月7日(日)
8/5付けの
日経産業新聞によると,独自の処理技術により従来よりも耐久性が向上した長もちの大動脈弁用の生体弁が,来月9月にもエドワーズライフサイエンス社から発売の見通しとのこと。
「カーペンターエドワーズ牛心嚢膜生体弁マグナEASE TFX」という名前のウシの生体弁で,保険償還価格は97万円の予定だそう。
「大動脈弁用」とあるが,これまでの人工弁は,大動脈弁用と僧帽弁用で違いがあったっけ?
最近,iPSからマウスの精子を作成して,ちゃんと子供を作れたというニュースがあったが,このままいけば,自分の細胞から心臓弁を再生して,「一生もつ(自己)生体弁(当然ワーファリンフリー)」という夢のような人工弁の実現も,ひょっとしたらひょっとするかもしれない?